ストックホルム旅行記 ~3日目(2016/7/6水曜日)晴れ

やはり3時ごろ目が覚めて、再度寝たりして、結局12時間ほど寝たことになる。
時差ボケはないが、時差の調整は結構時間を無駄にする。

お風呂に入って、朝食は8時近くになった。
この時間になるとレストランが混雑するとの情報があったが、意外と大丈夫だった。
それよりも、メニューが昨日と全く同じだったのにはがっかりした。
同じメニューが10日続くのだろうか。

午前中、旅の記録を残すためPCに向かっていると、ベッドメイキングの人が部屋を開けてきた。
9時でまだ早かったので、札を出していなかったのだが、それにしても早い。
その後、1時間位してまた、さっきのおばさんがまたドアを開けてきた。
No Thankyu!と言ってドアを閉めたが、また来ると思ったので今度はNoの札をドアノブにかけた。

それにしても、工事の音がうるさい。
昼間は出かけろということか。

地下鉄を乗り継いで、歴史博物館に行くことにした。
ストックホルムの地下鉄のプラットフォームでの電光掲示板は、東京の地下鉄と違い、次の電車が何分後にくるかという表示だ。
確かに、何時何分と言われると、自分で何分後か計算することになるので、何分後という表記の方が親切かもしれない。電車が遅延していてもそのまま使えるし。

地下鉄の乗り換えがちゃんとできるか不安があった。
なぜなら、ストックホルムの地下鉄は○○線という表記がなく、○○方面の表記しかないが、なんとか乗り継ぎを間違えることなく目的のカーラプラン駅に着いた。

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ストックホルムは、駅を出るとすぐ公園というところが多い。

 

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この駅を出ても中世ヨーロッパ風の建物が多い。
街中はほとんど8割がたこんな感じで、東京の都心にあるような無機質な灰色のビルは少ない。
もちろん高層ビルも高層マンションも見当たらない。

他の建物より高くそびえているのは、教会の塔か、建物の工事中のクレーンぐらい。
ヨーロッパの町はみんなこうなのだろうか。

歴史博物館はすぐわかった。
入館料が無料なのもよい。
展示は、バイキングの身につけていた宝飾品などのバイキングの歴史資料だ。
不思議なのは、展示している場所にも説明資料にもいつ頃のものかという説明が一切なかったので、いったいいつ頃に使われていたものかがよくわからなかった。
ものを見て想像するに、10世紀ごろから18世紀ごろのものではないかと思ったが、念のため帰ってからネットで調べたところ、いろいろな説があるようだが、だいたい当たっていた。

歴史博物館から徒歩で行けるところにスカンセンがある。
自然の中にある屋外博物館ということで興味があったのだが、20時までやっているとガイドブックにかいてあったのに、入口で切符を買おうとすると、今日はもう終わりと言われ(スウェーデン語でなにやら言っていたのでおそらくだが)、入場することができなかった。ストックホルムのビジネスアワーはどこも早い。また日を変えていくことにしよう。

スカンセンからの帰りは、トラムで中心地にある王立公園までいくことにした。
トラムはわかりやすく言えば路面電車のことで、これもSL社のAccessカードで自由に乗れる。
乗り方はガイドブックにも書かれていないため、他の人が乗るのを見ながらいくつかある乗車口から乗り込んだ。
乗車口にはカードリーダーらしきものはない。
そのまま空いている席に座ったら、女性の車掌さんがハンディターミナルをもってやってきた。
他の人がやっているのを見届けて、同じようにカードをかざしてあっさりOK。
それにしても、いくつもある駅で、しかも複数の乗車口から新たに乗車してきた人を特定するのは困難ではと思っていたら、案の定複数まとめて払ったさきほどの乗客の一部に、再度駆け寄ったようで、「さっきまとめて彼女が払ったよ」と言われていた。
スウェーデン語なので言葉はわからないが状況からして間違いない。
バスのように、入口を一か所にして課金すればよいだけのように思うのだが。

歩いて、ガイドブックで目をつけていたクングスハーレンというフードコートに行った。
晩御飯を食べたかったが、エスニック系のお店が多く、値段も1品100クローナ以上の値段だったので、迷ったがスーパーで食材を買って帰ることにした。ストックホルムの外食は日本の1.5倍くらいと全体的に高いため、どうしても外食は少なくなる。
徒歩で帰る大通りにスーパーもコンビニもあるので、すぐ食べられるものを探したがない。
お湯を入れてすぐ食べられるカップ麺がないか探したがない。
ストックホルムで日本のカップ麺を売れば売れないだろうか。
仕方なくサンドイッチとアイスクリームを買って帰った。

 

(つづく)

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