コペンハーゲン旅行記 ~8日目(2016/7/11月曜日)晴れのち曇り一時小雨

ストックホルムからコペンハーゲンへ飛行機で日帰り旅行をした。
スカンジナビア航空で片道1時間ほどで行ける。
Expediaで往復日本円で約31000円。





コペンハーゲンについてまずストックホルムと違ったのは、いろんな人種がいることだった。
アジア系、中東、アフリカ系と使い古された言葉だが、人種のるつぼと化している。
月曜なのに街には人があふれていて、ちょっと怪しそうな人もちらほら。
自転車で回ろうと思っていたが、人が多すぎて自転車の人は街中は押して歩いているので歩くことにした。
コペンハーゲンカードというなんでも使えるカードを空港で購入したが、空港までの行きかえり以外地下鉄に乗らなかった。
観光地やお店はほとんど平坦で歩いてぶらぶら行ける距離にあるので便利は便利。

空港から東京と同じメトロと呼ばれている地下鉄に乗ったが、事前に知ってはいたが改札がないのは不思議な感じだった。
車掌が検札に来ることがあるらしいが、行きも帰りも車掌には合わなかった。
旅行者は切符を買ったり、地元の人はSUICAのようなカードをホームの入り口にあるカードリーダーにカードを読み込ませる。
ゾーン制になっているため、2ゾーンなら2回読み込ませるという仕組みになっている。
今回はパスを購入しているので、そのままスルーで乗車した。

・ラウンドタワー
街並み全体は、高さの36mラウンドタワーに登れば一望できる。

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ストックホルム同様、高さ制限があるのだろう、教会の塔がところどころ高いが、それ以外は高層ビルはない。

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17世紀に作られた石造りのヨーロッパ最古の展望台で、一番上まで行くと古い望遠鏡があったが、今は使われていない。

 

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どうして階段ではなく、坂道にしたのだろうか。

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石造りの坂道がスパイラル状になっていて、昔ロシアのピュートル大帝が英国に行く途中、馬で駆け上がったそうである。

最上階で初老の日本人男性がヨーロッパ人の若者に日本語で何やら話していたのが聞こえた。
ストックホルムよりも日本人もよく見かける。

自転車に乗っている人は、ストックホルムよりも少し多い。
地下鉄にも自転車で乗ってくる人がいた。
自転車道ストックホルム以上に整備されているが、駐輪場は東京と同じような状況だ。

 

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街中でも電車の中でも、犬を連れた人が多いのは、ストックホルムと同じだ。

コペンハーゲンの街中のトイレは、ストックホルムよりも多い気がするが、広場の地下にあったり、トイレの形がストックホルムのように一定していないため、探すのに少々苦労したが、数はストックホルムより多い。

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セブンイレブンは、コペンハーゲンでも目についた。
売っているものはストックホルム同様、飲料やサンドイッチなどの軽食、おやつが主で日本のコンビニよりはキオスクに近い。
ただ、ストックホルムには置いていなかったカップラーメンがあったので、日本円で300円以上したが購入。
ストックホルムに帰ってからホテルで食べよることにした。

雑貨店が多く、雑貨目当ての観光客にとっては楽しい。
日本人観光客もチラホラいて「ヤバいよね~」などという日本語が聞こえてきた。
ただ、私からすると、置いている商品やお店の雰囲気は、無印良品に似た感じのお店が多かったように思う。無印良品が真似をしているのか、世界的な流行なのか。

ロイヤルコペンハーゲン
ロイヤルコペンハーゲンの本店に行った。

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繁華街の中にある周りより古びた建物。
隣が銀食器ブランドのジョージ・ジャンセンだが、中に入ると繋がっていて自由に行き来できるようになっている。
1Fが通常の食器で、2Fと3Fがアウトレットになっている。
アウトレットでも、どこがアウトレットなのかと思うほど完成度は高いものばかりだった。
思ったより大柄の食器が多くて、欲しかった細かな柄の食器が少なかったので何も購入しなかった。


・カナルツアー
カナルツアーを窓口に並んで申し込もうとした時、中国人の数人の女性グループがいて、並んでいる私の前に割り込みそうになった。
中国では普通に良くあることなので、割り込まれないように咄嗟にガードをしたので、割り込まれずに済んだ。
中国人の論理では割り込まれる方が悪いという変な理屈なので、彼女たちにとっては普通のこと。
カナルツアーは1時間ほどかけてコペンハーゲンの運河を船でめぐるツアー。

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ガイドはほとんどがデンマーク語だったためか、折り返し地点での乗り換えの案内が乗客に伝わっておらず、全員が30分ほど折り返し地点で次の出発まで待たされたアクシデントもあった。

・深夜のストックホルム
コペンハーゲンからのフライトが22:45発だったが、30分くらい遅れた。
1時過ぎていたが、アーランダ空港から中央駅までの電車はまだあったが、中央駅からの地下鉄は1時半で流石に終わっていた。
タクシーにしようか迷ったが、ストックホルムは治安も良いし、徒歩20分ほどなので歩いてホテルに帰った。
普通のお店は18時くらいで閉まるので、空いている店はないだろうと思ったが、ホテルの近くの飲み屋はまだ空いていて欧米人がたくさんいた。
ハードロックががんがんかかっていて、深夜2時とは思えなかった。
歩いている人はちらほらいたが、特に危険な思いもしなかったが、やはりいくら治安がよくても海外での夜道はリスクが潜んでいるのでなるべく出歩かない方がよいと思う。

 

(つづく)

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